【山車の曳き回しは中止】こがし祭り

終了しました

今年度の「こがし祭り」につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、参加者及び関係者の皆さまの健康と安全を考慮し、山車の曳き回しなどの行事は中止とし、関係者による神事のみ斎行することが決定されましたので、お知らせします。

  

基本情報

稲沢市の有形民俗文化財に指定されている山車2台が立部神社前に飾られ、北市場町内の美濃路を練り歩き、五穀豊穣を祈願する祭りです。
毎年7月下旬の土曜日に開催されます。

この祭りの由来には諸説ありますが、江戸時代に飢餓が起きたとき、村の名主の夢枕に須佐之男命(すさのおのみこと)が現れ、「少しの麦でもいいから奉納してくれ」というお告げがあり、そのとおりにしたところ飢餓が治まったため、神様に感謝する祭りが始まり、この時奉納した団子の名を「こがし」と言ったことから「こがし祭」と呼ばれるようになったといわれています。

また、一説には、飢饉の際に村人の代表である庄屋が代官所へ夏祭りの中止のお願いに伺ったところ、代官から「豊作をお祈りする大事な祭りである。例えお前たちが“こがし(麦や粟を粉にしてよく練ったもの)”を食べようとも、祭りだけは絶対に行え。」と言われ、村人たちが力を合わせて夏祭りを開催したことから、この夏祭りを「こがし祭り」と呼ぶようになったともいわれています。

開催期間
令和4年7月30日(土)18時~21時30分
開催場所
立部神社
所在地
〒492-8178 稲沢市北市場本町二丁目4-1
問合せ先
稲沢市観光協会 0587-22-1414
関連サイト
稲沢市公式ウェブサイト「市指定文化財 山車」

アクセス

🚃🚍公共交通機関利用の場合

JR東海道本線「清洲」駅下車、徒歩約15分